タスクバーを右クリックして表示される コンテキストメニューの「ツールバー」から「Volume Deskbar」を選んでください. 表示・非表示が切り替わります.
タスクバーのサイズや,"Volume" のタイトル表示を変更するには, タスクバーのコンテキストメニューから「タスクバーを固定する」をオフにしてください.
タスクバーを固定していなければ,ツールバーの境界を ドラッグすることで表示サイズを変更することができます. ツールバーは設定された最小値より小さく(短く)なることはありませんが, Windows が許す限り大きく(長く)することができます.
また,タスクバーを固定していない間のみ, コンテキストメニューに「タイトルの表示」メニューが出現します. このメニューを選択すると,"Volume" 文字列の表示・非表示が切り替わります.
マウス操作 | 効果 |
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左クリック | クリック位置に応じて音量が設定されます. 左端で音量は0,右端で100です. 縦方向表示のときは,下端が0,上端が100になります. 音量を変更したくない場合, [1回クリックだけでは音量を変更しない]オプションを有効にするか, あるいはシフトキーやCTRLキーを押しながらの左クリックが使用可能です. |
左ドラッグ | カーソル位置に応じて音量が随時設定されます.このとき,音量の値がポップアップヒントとして表示されます. |
左ダブルクリック | [ダブルクリックでミュートの ON/OFF]設定が有効な場合,ミュート状態が切り替わります. 左クリックによる音量変化も同時に起こることに注意してください. |
中ボタン・ホイールのクリック | ミュート状態が切り替わります. |
ホイールの回転 |
ツールバーをクリックした(アクティブになった)状態でのホイール回転1段階につき, [マウスホイールでの音量変化量]で 設定された値だけ音量が変化します. [クリックなしでホイールを有効にする]オプションを有効にすると, マウスカーソルを重ねている間はクリックなしでホイールが有効になります. システムが高負荷の状態では,音量が実際に変更が反映されるまで 少し時間がかかることがあるので,音量の動かしすぎにご注意ください. 詳細な振る舞いについてはこちら. |
右クリック | コンテキストメニューが表示されます. 設定ダイアログの呼び出し,ミュート状態の変更,ボリュームコントロールの起動,オーディオプロパティの呼び出しが可能です. |
項目名 | 意味 |
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音量の表示色 | 音量を示すバーの色を設定します. |
グラデーション有効 | 音量を示すバーをグラデーション表示します. 「音量の表示色」を左端の色として使用しますので,右端の色を追加で設定してください. |
音量の背景色 | 音量を示すバーのない部分の色を設定します. |
背景を透明にする | 音量を示すバーのない部分を透明にし,タスクバーをそのまま表示します. このオプションが有効な間は,音量の背景色の設定は使われません. |
枠の表示色 | 音量バーの外枠の色を設定します. |
枠を透明にする | 音量バーの外枠を透明にし,タスクバーをそのまま表示します. 外見上は,外枠なしで,枠線の太さ分だけ,ツールバーが細くなったように見えます. このオプションが有効な間は,枠の表示色の設定は使われません. |
項目名 | 意味 |
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ツールバーの高さ(太さ) | この項目を有効にすると,音量バーの太さを指定できます. この太さの値は,枠線を含んだ全体の数値です. |
枠線の太さ | この値を大きくすると,ツールバーの高さ(太さ)に対して枠線が占める割合が増加します. 音量を示すバーが最低1ピクセル残る状態が最大値になり,それ以上の値は無視されます. |
ツールバーの最小の幅 | ツールバーの幅は可変ですが, ツールバーの最小幅を指定して小さくなりすぎるのを防ぐことができます. ツールバー自体を固定したい場合は,Windows の「タスクバーを固定する」オプションを 使用してください. |
音量バーの向き | タスクバーを画面の左右端(縦方向)に配置している場合に影響します. 標準の「タスクバーに合わせる」を選ぶと,ツールバーはタスクバーの向きと同じ方向 (上下端に表示しているときは横方向,左右端に表示しているときは縦方向)に音量を表示します. 「常に水平方向」を選ぶと,タスクバーを左右端に配置しているときも 横方向の音量バーを表示することができます. |
ポップアップで音量を表示する | このオプションを有効にすると,マウスカーソルが重なっている間はずっと 現在の音量がポップアップ表示されるようになります.オフの場合は,一定時間経過,あるいは 音量変更時にのみポップアップが表示されます. |
項目名 | 意味 |
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マウスホイールでの音量変化量 | マウスホイールの1段階分の回転で変化する音量を指定します. ホイールは,通常,ツールバーをクリックした後のみ有効です. |
1回クリックだけでは音量を変更しない | 単なる左クリックでは音量を変更しません. マウスのドラッグ操作やホイール回転でのみ 音量を制御したい場合に有効にしてください. |
ダブルクリックでミュートのON/OFF | ダブルクリックでミュート切り替えを行いたい場合に有効にしてください. クリック時に音量が変化するのが気になる場合は, 「1回クリックだけでは音量を変更しない」を合わせて有効にしてください. |
音量変更時に確認音を鳴らす | 音量変更時にオーディオの「一般の警告音」で設定されているサウンドを鳴らし, 音量を確認できるようになります. サウンドが未設定だと効果がありませんので,注意してください. |
クリックなしでホイールを有効にする | マウスカーソルが重なっている間,ホイール入力を受け取るようになります. 詳細な振る舞いについてはこちら. |
設定の対象 | 標準では「全体の音量」として,システムのマスターボリュームだけを制御します. 「WAVE」を選ぶと,ボリュームコントロールの [WAVE] 項目の状態がツールバーに表示されるようになります. 「全体とWAVEの連動」を選択すると, マスターボリュームと WAVE の両方を同じ値に保つことができるようになります. マスターボリュームやWAVEがそれぞれボリュームコントロールから個別に変更されようとしたときも, もう一方が追随するようになる点に留意してください. オプション変更時の急激な音量変化を防ぐため, オプション変更直後は,その直前の設定値のまま変化しません (表示上は,マスターボリュームと,そのミュート状態が表示されます). ツールバーのクリックや,ミュート指定などによって設定値が変化した瞬間に, 変更された側の値に追随して,もう一方の値も変化します. このオプションが有効な状態で, 他の音量自動調節ソフトウェアなどを使って マスターボリュームとWAVE音量を異なる値にセットしようとすると, Volume Deskbar 側のマスターボリュームと WAVE 音量を同じ値に セットしようとする振る舞いと競合し, 相互に音量設定の上書きを繰り返すという振る舞いをする場合があります. 他のソフトウェアによる音量調整を併用される場合はご注意ください. |
デバイスの選択 | サウンドカードとUSBスピーカの併用時など,複数のデバイスが存在する環境で, どのデバイスを制御するかを選択します. |
項目名 | 意味 |
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ホットキーを有効にする | この項目にチェックすると,ホットキーが有効になります. |
ホットキーでの音量変化量 | ホットキーを1回押したときに変化する音量を指定します. |
音量増加キー | 音量を増加するのに使いたいホットキーを指定します. 誤操作を避けるため,テキストエディタ等,ご利用のソフトウェアで そのキーの組み合わせを使っていないことを確認してください. 入力項目をクリックし,使いたいキーを入力すると,そのキー操作が表示されます. 既にホットキーが使用されていると,「なし」と表示されます. ホットキーが有効になっているとき,現在設定中のキーは入力できないことに注意してください (そんなに頻繁に変更することはないと思うので, ダイアログ表示中だけ無効にするとかいったことはしていません). カーソルキーの上下左右は,テンキーの 8246 と区別していないため, ダイアログを表示したときには "Num 8","Num 2","Num 4", "Num 6" のように表示されます (ホットキーとしてはカーソルキーも有効です). |
音量減少キー | 音量を減少するのに使いたいホットキーを指定します. |
項目名 | 意味 |
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言語の選択 | メニューの日本語,英語表示を選択できます. 初期状態では,日本語ロケールを認識できれば日本語インタフェースを提供しますが, 環境によっては英語インタフェースになることがあります. 英語表示から日本語表示に切り替えるには, コンテキストメニュー「Settings...」から設定ダイアログを表示し, 「Language」タブの「Language of User Interface」項目で "Japanese" を選択します. ダイアログの「OK」ボタンを押すと,表示が切り替わります. |
設定ダイアログを表示中に, デスクバーを閉じたり,タスクバーとのドッキングやその解除を行なうと, 設定ダイアログは自動で閉じられ,変更しようとしていた内容は破棄されます.
このオプションは,システムフックを使って実装されています. Windows 上のすべてのマウス操作を監視し, マウスホイールの回転がどのウィンドウ上で実行されているかを調べ, もしツールバー上で実行されているのであれば Volume Deskbar にホイール回転の通知を送信しています. そのため,次のような特性を持ちます.