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自作フリーソフトや,ゲームに関する雑記を公開してます.
日記はソフトウェア工学の論文ネタが中心です.
最近のお知らせ (古いものはこちら)
2003-01-19 古い日記からの変換データ ▲
2006-01-19 ▲
_ [VolumeDeskbar] 全体音量とWAVEの連動+他のツールとの相互作用 ▲
掲示板で報告いただいた内容を調べてみた.
ViC-3(http://www.forest.impress.co.jp/article/2004/02/26/vic3.html)というツールは,アプリケーションの音量を(おそらくウィンドウクラスごとに)覚えておいて,そのアプリケーションがアクティブになったら既定の音量に戻すということをするものらしい.
Volume Deskbarの「全体音量とWAVEの連動」機能を有効にした状態で,全体音量とWAVE音量を違った値に設定するようViC-3が働きかけると,たとえば ViC が全体音量として 10 をセットするので,Volume Deskbar がそれに連動してWAVE音量も 10 にセットする.ここまでは良いのだが,ここで ViC がWAVE音量をたとえば20にセットしようとすると,Volume Deskbar が全体音量も20にセット,ここでViCは再び全体音量を 10 にセットしようとし,Volume Deskbar がそれに反応してWAVEを10にしてしまう,といったように音量自動調整がループを起こしてしまう.しかも,一方のプログラムから見ると,音量の調整はいちおう成功しているのに,すぐに元に戻されているという程度のことしか分からないので,対処のしようがなかったりする(ViC側がセットしようとする音量が,全体音量=WAVE音量だったら大丈夫かもしれないが).
2007-01-19 ▲
_ [お知らせ][VolumeDeskbar] VolumeDeskbar 1.0.14 リリース ▲
ダウンロードは Volume Deskbar 公開ページからどうぞ.
今回の新機能はホットキー対応のみです.例によってデフォルトでは無効なので,設定ダイアログに新たに加わった「ホットキー」タブから有効にしてやってください.ホットキーなんか別に要らないという人は,即座にアップデートする必要はありません.
ホットキー自体を何にするかは趣味の問題ですが,標準はCTRL+ALT+カーソル上下となっています.テキストエディタなんかで CTRL+ALT のキーバインドを頻繁に使う人は,誤操作を避けるために設定を変えたほうがいいでしょう.
ノートPCユーザの人は,Intel のノートPCディスプレイ管理ツール(Intel(R) Graphics Media Accelerator Driver for Mobile) にご注意ください.このツールには,CTRL+ALT+カーソル上下左右で画面の表示向きを変えるというホットキー機能があり,それが有効になっていると,押した瞬間に画面表示が切り替わって驚くことになります.
このホットキー機能には「Volume Deskbar 自身がタスクバーから分離した状態だと働かない」という制限があります.これは仕様ということにさせてください.複数のウィンドウは同じホットキーを登録できないという制約と,デスクバーの「新しいインスタンスを作りつつ古いほうを破壊する」という処理との兼ね合いで,分離・合体時の切り替えにうまく対応できていません.