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自作フリーソフトや,ゲームに関する雑記を公開してます.
日記はソフトウェア工学の論文ネタが中心です.

最近のお知らせ (古いものはこちら)


2003-01-22 古い日記からの変換データ

_ SVG

グラフ表現が JPEG では重いので SVG にしてみた.表示ツールとしては,Adobe SVG Viewer + IE と batik SVG browser を試してみた.SVG を拡大・縮小はできてもパン(スクロール)させて見ることができないなーと思っていたら,IE 上では ALT キーを押しながら,batik では SHIFT 押しながらのマウスのドラッグで行けた.マニュアル見ない限り分からないって.

メモリ使用量はJPEG版で100MBちょっとくらいのものがbatik SVG browser では60MB程度,IEでは20MB弱まで抑えることに成功.

batik の SVG browser は java -jar batik-squiggle.jar で起動できるシンプルなツールの様子.さすがに Adobe SVG Viewer のほうがよかった.ALT + ドラッグで移動,CTRL + クリックで拡大,CTRL+SHIFT+クリックで縮小表示らしい.けっこう再描画も高速だし,いい感じ.


2004-01-22 古い日記からの変換データ

_ LaTeX

図のキャプションの幅を調整するには?と調べていて Tips 発見.http://www-s.eng.kshosen.ac.jp/~nomura/hobby/Tips/Tips.html


2006-01-22

_ [VolumeDeskbar] 原因は,無効になるウィンドウハンドルだったらしい

昨日修正した Form.Free → Form.Release だけでは問題は解決せず,結局,引き続きバグ修正作業.色々ログを取りながら調べた結果,実は現状の実装に色々問題があったことが判明した.

原因その1は,フローティング状態などの Deskband を閉じた後で,再び Deskband を表示したとき,新たに生成した TMixer が内部的に生成するコールバック用ウィンドウハンドルがなぜか無効になってしまい,処理に失敗していた.こちらの原因は不明だが,Deskband に表示しているウィンドウのハンドルを使うようにしたらエラーは起きなくなった.

また,TPopupMenu のコンストラクタでは,Application.Handle グローバル変数が参照されており,ドッキング解除後に Popup Menu の動作がうまくいってなかったのはこのためのようだった.Popup Menu オブジェクトを完全に除去してしまったら,ツールバー自身の QueryContextMenu 関数呼び出しがポップアップメニューの作成に使われるようになった.

それから,SetSite での古いSiteオブジェクトへのSite.Releaseメソッド呼び出しが,どうも問題を引き起こしていたらしい.呼び出しを書かないと,フローティングウィンドウを閉じたときにオブジェクトが破棄されないように見えるのだが,書くと,今度は実行時エラーで explorer がこける.何か実装を勘違いしているのかもしれない.とりあえず,エラーを起こさない方向で修正.(追記)SetSite(nil)のときに古いSiteへの参照さえ nil にすれば,Release 呼び出しは不要.


2007-01-22

_ [work] 論文の作成工数の見積もり

卒論シーズンなのでというわけでもないんですが,論文の書き方について多少調べています.

論文の品質を向上するための一般的な方法として,書いた後に別の作業や睡眠を挿んで論文を読み直す,というのが言われてますが,それに関連して,卒論のスケジューリングについて書かれた文書を見つけました.論文の作成,添削に関する見積もりの式が示されています.

私の場合,論文を書く→ご飯を食べる→論文を読み直す,といった,もうちょっと早いサイクルで進めることが多いので,係数は違いそうですが,論文のセクション数で見積もるというのは面白いと思います.

卒論・修論を書く人にとっては,添削期間の式のほうが,余裕をもって原稿を添削する人に渡すべし,ということで大事かもしれません.