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自作フリーソフトや,ゲームに関する雑記を公開してます.
日記はソフトウェア工学の論文ネタが中心です.
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2003-04-08 古い日記からの変換データ ▲
_ AOSD 2003 ▲
ツール改良のかたわら,AOSD2003の論文読みを開始.とりあえず,一番最初のM. Katara, Shmuel Katz: ``Architectural Views of Aspects''から読んでみた.
アスペクト間のオーバーラップする部分をSub-Aspectと呼ぶ.で,依存辺を 独自部分→共通部分 という向きでアスペクト間の依存関係を記述する Concern Diagram を作成する.この論文では,Concern Diagram というのを UML 上で使う例を掲載している.
Concern 間の関係を書く,というのは今まで見たことがなかったような気がするのだけど,逆に言うと図の作り方だけという印象.まあ,アーキテクチャのレベルなので詳細な使い方があるほうがおかしいが.
この論文の筆者たちは,小さなアスペクトをたくさん定義して,システムごとに最適なアーキテクチャを構成するようなことがしたいらしい.また,アスペクトを Concern Diagram 上で定義しておいて,共通アスペクトだけを定義しさえすれば,disjoint なアスペクトはそれぞれ並行して開発できる,とか.
まあ,これは興味の範囲外,かも.ただ,アスペクトマイニングなどで得られたアスペクトをこうやって図で表示できたりしたら格好いいかな?
2005-04-08 ▲
_ [AspectJ] AspectJ1.5M2リリース ▲
JDK1.5の構文とannotationをサポートしたバージョンがとうとうリリース.AJDTも(開発版だが)Eclipse 3.1M6+AspectJ1.5M2用の新バージョンが登場.
書いてる記事もこれに合わせて書きたいところが出てきた.annotationとか特に.
_ [work] Zaurus SL-C3000 + CFXGA ▲
「ザウルスショット」でスクリーンショットを取ってZaurusへ転送する作業自体は自動化されていたが,PowerPointファイルをいちいちスクリーンショットを撮るのは面倒.で,印刷イメージを1ページごとに画像化してZaurusに転送することもできるのだが,そうするとページごとに余白が生成されてスライドの上下左右に微妙な空白が出現してしまう.スライドの背景に色や罫線を使っている場合,これが目立ってしまうので,スライドのテンプレートに注意が必要そう. CFXGAが出力できる画像自体は640x480または800x600で,プレゼンツールは画像を勝手に縮小して表示するらしい.どちらかというと,集めた雑多な情報をみんなに見せたいとき用か. もしスライドを出したい場合には,800x600環境で手作業でスクリーンショットを撮るのが無難?1280x1024なディスプレイでしか試してないので,普通のプロジェクタだとあまり気にならないのかもしれないが…. ここを見ると,PDF/PostScriptから画像変換とかしている._ [work] ppt2png ▲
PowerPoint のスライドオブジェクトが持っている Export メソッドに,slide.Export('hoge.png', 'png', 800, 600);
とか渡すと画像変換できること判明.
これで作った画像を Zaurus プレゼンテーションに食わせてみたら,それなりの品質だったので,Zaurusでプレゼンするのをもう少し検討する気になってきた.
ザウルスショットを使った場合,解像度を変更する必要があって,BMPかJPEGしか選べないのに対して(印刷キャプチャは余白が入るので今のところ論外),好きなサイズが選べてPNGも作れるので,任意の枚数・サイズで自動的に画像化するツールとしておけば Zaurus に転送する以外にも使えて,けっこう便利な小道具になるかなーと期待して,時間があったら作ってみることにする.
2006-04-08 ▲
_ [お知らせ][hyCalendar] hyCalendar 1.3.5 リリース ▲
周期予定関連で報告をいただいていたバグ2点の修正を施してリリースしました.
少し忙しい時期が続くので,先に出せるところだけ出しておくことにしました.
_ [お知らせ][VolumeDeskbar] Volume Deskbar 1.0.7 リリース ▲
セーフモード起動時(オーディオデバイスが存在しない環境)でエラーが起きる問題を修正しました.
ホイールクリックへの対応は,手元にホイールマウスがなくて実験できなかったので(!)今回のリリースでは見送りました.