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自作フリーソフトや,ゲームに関する雑記を公開してます.
日記はソフトウェア工学の論文ネタが中心です.

最近のお知らせ (古いものはこちら)


2002-06-24 古い日記からの変換データ

_ ウィザードリィ BUSIN

論文を書きつつ,ウィザードリィ BUSIN を遊ぶ.主人公はやはり人間のメイジで,プレイヤーの性格を反映してニュートラル.シックザールと名づけた.パーティ構成は,忍者,戦士x2,メイジ,プリースト,盗賊.専属の盗賊がいるところに趣味が入っている.


2003-06-24 古い日記からの変換データ

_ MAngband

Gloves of Istari のデータの誤りを修正.-5 → +250 が生成されるのはどう考えてもバグだ.

ソースコードを読んでたら,呪文はspell_flags で呪文書ごとの使える呪文リストを生成してるので,そこに追加の呪文書データを加えれば簡単に呪文は作れそう.

範囲回復とかの支援呪文を作ってみるか…….効果の実装自体は do_cmd_cast あたりでハードコーディングなので何とかなりそうではある.面倒なので人任せでも良いけど.

とりあえず再実装するなら Strategy パターンとか使ってみたいところかなー.

_ ディスプレイ

Let's note のディスプレイが瞬間的にちらつくときがある.なぜだろう?ディスプレイ接続部のトラブルとかだったら嫌だなぁ.

だが,昔に比べれば,リモードデスクトップで接続すれば動かせるので,トラブルからのサルベージ作業も楽になったという気はする.


2004-06-24 古い日記からの変換データ

_ [Java]例外をめぐる議論

IBM developerWorks の例外に関する議論の話.面白い話なので,忘れないようにメモ.http://ibm.com/jp/developerworks/java/040618/j_j-jtp05254.html

チェック例外がメソッドシグネチャに与える影響はやっぱり嫌われるらしい.アスペクトを使って例外送出&例外処理,というのがWormhole パターンの逆みたいで面白そうではあるのだが.

_ [論文]データ構造の一貫性チェック

Brian Demsky, Cristian Cadar, Daniel Roy, Martin Rinard:Efficient Specification-Assisted Error Localization.Proceedings of Second International Workshop on Dynamic Analysis (WODA2004), in conjunction with ICSE 2004,pp.60-67, Edinburgh, Scotland, UK, 25 May, 2004.

データ構造の仕様・制約を記述できるようにする言語の提案.いわゆる表明では,その時点での局所的な制約しかチェックできないので,データ構造が壊れた後もそのまま表明を通過する恐れがあるので,このような仕組みが有効な場面がある,らしい.

加えて,仕様チェック処理のコードの最適化についても色々言及している.実行速度が遅くなるようでは使い物にならない,という実用指向な立場の人たちのよう.

_ このワークショップ,WoDiSEEに比べると,けっこう研究的に面白いものが多い気がする.

_ [論文]80%のバグは20%のファイルに

Thomas J. Ostrand, Elaine J. Weyuker, Robert M. Bell:Using Static Analysis to Determine Where to Focus Dynamic Testing Effort.Proceedings of Second International Workshop on Dynamic Analysis (WODA2004), in conjunction with ICSE 2004,pp.1-8, Edinburgh, Scotland, UK, 25 May, 2004.

統計的にバグのある確率の高いファイルを選んでいくと20%のファイルで80%くらいのバグが捕まえられます,という面白い実験的論文.

ファイルの種類によるバグ密度ではsh, sql, html, java, perl, c などのファイルを比較しているがmakefile や sh, sql が行数に対するエラー数が多いらしい.その他,LOCなどの値と過去のバグ履歴情報を使うらしい.

コストの高い解析手法も20%のファイルに集中すればそんなにコストが高くない,かもしれない.

_ [論文]Reactive System 監視用コードの自動生成

Mikhail Auguston, Mark Trakhtenbrot:Run Time Monitoring of Reactive System Models.Proceedings of Second International Workshop on Dynamic Analysis (WODA2004), in conjunction with ICSE 2004,pp.68-75, Edinburgh, Scotland, UK, 25 May, 2004.

Reactive System は通常ステートチャートでモデル化されるが,記述された Assertion に対して,実行時にそれを検証する処理を自動生成しましょう,といったタイプの研究.

使えるのは,取りうる状態列の正規表現記述と,ALWAYS,EVENTUALLY,UNTILなどの時間に関する表明.主には UML 上で使うことを想定しているようなので,一般のプログラムとの状態対応付けさえうまくできれば色々使えそうな感じではある.


2005-06-24

_ [hyCalendar]キーボードマクロ

reckeyというキーマクロツールを使ってみることにした.ウィンドウの有効化などの操作をウィンドウクラス名で記録してくれたり,一定時間待ちなどの処理も手で書けたりするので,使いやすい.これとクリップボードの画像記録ツールKoClipと合わせて,設定ダイアログの各タブの画像(マニュアル記述用)を一式,png 形式で保存する操作を作ってみた.

_ [Delphi] IMEのコンテキスト

特定のコントロールだけでIMEを無効化するには,Delphiの場合ImeModeプロパティで imDisable とかに設定する.しかし,一部のコンポーネントはなぜかImeModeを持ってない.他の場所でIMEが有効化された状態でそのコントロールを使うときにキー入力が微妙に阻害されることがあるので,無効化するにはAPI呼び出しを使う必要がある.

ImmAssociateContext(aWindow.Handle, 0);

ただし,SetImeModeとかを後から使ってIMEを有効にすると,設定された効果が無視される?


2006-06-24

_ RSS生成を少しだけいじる

MakeRSSで,サブタイトルが文の先頭にも入ってるのが気持ち悪かったので少しだけ修正.

desc = apply_plugin ( .. subtitle_to_html, ..) + apply_plugin( ..body_to_html, .. )となっていたのを,subtitleのほうを取り除いただけですが.

_ リリースの情報をベクターへ送信

2月以来,すっかり連絡を送るのを忘れてました.あんまりバージョン差が広がってしまうのも問題なので,ちゃんと情報送りました.だいたい一週間ぐらいで反映されるはずです(といって,ここを見てる人にはあまり関係ないと思いますが……).