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自作フリーソフトや,ゲームに関する雑記を公開してます.
日記はソフトウェア工学の論文ネタが中心です.

最近のお知らせ (古いものはこちら)


2003-06-30 古い日記からの変換データ

_ LotR

The Lord of the Rings RPG,集団戦闘ルールの抄訳が完了.あとは魔法の品物と,技能の情報,敵データくらいだろうか?

_ LotR

The Lord of the Rings RPG のSiegecraft 技能,どうやら「戦争術」全般らしい.攻城術とか攻城兵器だと思ってたのに…….

_ AspectJ

sorceforge.net で公開されている AspectJ を使ったプログラムだが,

http://sourceforge.net/projects/barter/はポリシー記述などから AspectJ プログラムを生成するコードジェネレータっぽい様子なので役に立たず.

http://sourceforge.net/projects/cricketcage/のほうも,テストケース生成とかがメインで,AspectJ を実装に有効に使っている様子はなかった.

結局,Roberto E. Lopez-Herrejon and Don Batory:"Using AspectJ to Implement Product-Lines: A Case Study"という論文で使われていた AspectJ のコードが一番有望そう.規模としては約2000行.グラフオブジェクト+グラフの特性アスペクトという構成をしている,面白い実装ではある.全部が全部アスペクトとして実装されてるあたりが怪しくはあるが…….http://www.cs.utexas.edu/users/rlopez/Publications.html

_ クイズ

セキュリティに関する知識のクイズ.http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NBY/ITBASIC/20030620/1/

80点.平均点だった.本来は雑誌記事を読んで答えるのが筋なんだろうけど,実際にこれをやってる人のどれくらいが記事を読んでるのだろう.

_ Java

Java World 8月号を読む.Java Server Faces (JSF) に関する話が載ってた.実際にはよく分かってないが.

だんだん Java World の記事も高度化していて,どれだけ読んで理解している人がいるのだろう,というのは少し疑問だ.


2004-06-30 古い日記からの変換データ

_ [論文]欠陥の原因として疑わしい文の可視化

James A. Jones , Mary Jean Harrold, John Stasko:Visualization of Test Information to Assist Fault Localization.Proceedings of ICSE 2002,pp.467-477, Orlando, Florida, May 2002.

ICSE2004 の Doctoral Paper で出ていたもの の Full paper バージョン.2年前のものだが,内容としてはこちらのほうが充実している.

ある文 s について,その文が実行された回数が多いほど色を明るくし,そのうち失敗したテストケースが多いほど色を赤くしてソースコードのビューを作る.

で,結果としては,テストケースを準備することで,疑わしいレベルが高いものにバグが含まれていたらしい.

たまに,バグがあるけれど緑色(安全)な方向に振られていたものもあったようなので,そう簡単に実用というわけにはいかないかもしれないが.プログラムスライシングなどと組み合わせて,バグがないのに赤色に振られたものをチェックするとか,future work に色々書いている.

パスしたテストケースで実行された文の集合 P と失敗したテストケースで実行された文の集合 F で,F⊃P である(Pに含まれずFに含まれる文が1つ以上ある)ことが前提条件になる.また,実験結果ではだいたい1〜2割程度の文に絞っていたが,プログラムスライスの場合と同様,その結果が十分小さいと言えるのかどうかについては不明.

_ [授業]AspectJのツール問題

AspectJ with Eclipse な授業が終了.

去年よりはマシだが,いまだに相対パスで指定していたはずが絶対パスに変わる問題(default.lst の中身)に微妙に引っかかる.