_ [読書] 検索システムの評価法 ▲
よく検索システムの評価に使ってる「適合率・再現率」以外にも,評価方法はいろいろあるよ,というのが情報処理2006年2月号(Vol.47, No.2)「よりよい検索システム実現のために(酒井哲也)」に載ってた.
「良い正解」と「普通の正解」で与える報酬を変えること,また上位に来たほうが報酬が増えるようにすることで,上位N個の検索結果の「報酬」額によって検索精度を計ろう,というのが基本的な考え方のよう.
説明もそこそこ丁寧だし,各種文献へのリンクもあるので,ありがたい記事.
文字列が等幅フォントになったり,タブが空白になったりといったマイナーチェンジ.内部的には,UI以外の部分にDUnitの単体テストを作っていて,その作業中に発見したバグを直していたりする.