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自作フリーソフトや,ゲームに関する雑記を公開してます.
日記はソフトウェア工学の論文ネタが中心です.
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2003-04-15 古い日記からの変換データ ▲
_ 論文 ▲
輪講で使った論文:Damien Sereni, Oege de Moor:``Static Analysis of Aspects'',Proceedings of AOSD 2003.コールグラフを構築して,呼び出し関係の正規表現に直して,Pointcut 定義との包含関係を取ったらアドバイスを静的に結合できるね,という話.正規表現との包含関係については,Chip-Chop Matrix というものを使って計算できるらしい.Oege de Moor, Stephen Drape, David Lacey and Ganesh Sittampalam:``Incremental Program Analysis via Language Factors''という論文に載っていた.もし使うことがあれば見ることにしよう.また,正規表現を生成する Tarjan のアルゴリズムというのも使われている.ポインタだけメモ.R.E.Tarjan: ``Fast algorithms for solving path problems'',Journal of the Association for Computing Machinery, 28(3):594-614, 1981
とりあえず,静的解析コストが高くて(正規表現の包含関係のテストが重い)スケーラビリティがあやしいというのだけは確かだが,予備知識へのポインタが色々あって面白い.
2004-04-15 古い日記からの変換データ ▲
_ 5/2 ▲
ライブのチケットが取れたので東京行きは確定したが,泊まるかどうか悩みどころ.ワシントンホテルが,20周年記念で,シングルに7000円で泊まれるプランを出してるのに少し惹かれる.たまにはもうちょっと高いところに泊まってもいいけど,一人じゃあまり意味がない.
_ 論文 ▲
日本学術振興会の特別研究員公募の申請用に下調べ.
粗粒度なプログラムスライス系の話を探してみる.次の文献くらいか.
Jianjun Zhao:A Slicing-Based Approach to Extracting Reusable Software Architectures.
Architecture Description 上での依存関係解析によってサブシステムなどを取り出す.調べるのはコンポーネント間の接続関係.Architecture Description そのものは比較的素直?コンポーネント指向な世界だとコンポーネント間の接続を流れていくオブジェクトたちはコンポーネントなのかどうか,というのが相変わらず気になる.ベースレベルとメタレベルをごっちゃにしてるだけ?
Jon Beck, David Eichmann:Program and Interface Slicing for Reverse Engineering.ICSE 1993.
パッケージの中の再利用したい一部のインタフェースだけを選んだら,それに必要なサブシステムだけを抜き出してくる.調べるのは関数呼び出し関係とデータの依存関係.それなりにうまくいっているようで,OO 全盛ではなかった時代だからそんなに難しくなかったのかなぁ,という気もする.それでも Name overload や Generics みたいなのはあったようだけど.