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自作フリーソフトや,ゲームに関する雑記を公開してます.
日記はソフトウェア工学の論文ネタが中心です.

最近のお知らせ (古いものはこちら)


2002-08-18 古い日記からの変換データ

_ Java

Java のクラス間依存関係を簡単に解析するツールがほしかったので適当に書いてた(単にクラス・パッケージ宣言とimportをチェックするだけの簡単な奴を作ってた)のだが,JAVA Developer(UNIX USER 増刊) 9月号を読んでてimport がパッケージの完全修飾名を解決するためだけのものだということを思い出した.結局,1回限りの解析だったので,構文解析はせずに "." を含むような文字列を正規表現でマッチしてメソッド呼び出しなどをヒットさせて誤魔化した.


2003-08-18 古い日記からの変換データ

_ bun45

まったく最近進展(状況の変化)がないので,bun45 サーバ管理関連の残りの課題を整理する. ・次期管理者探し・文学部統合サーバへの移行はどうなった? という二点.前回,ディレクトリ構造の改変をして
/usr/local/cgi 以下     => /home/httpd/cgi-bin/seiyousi/util
/home/httpd/html 以下   => /home/httpd/html/seiyousi
/home/httpd/cgi-bin 以下 => /home/httpd/cgi-bin/seiyousi
と変えたので,統合サーバへはファイルコピーだけでいける……はずなのだが.サーバ移行の話はどうなったのだろう. ディレクトリの置換作業は,次のように実現.手抜きだなー.
sed s/\/usr\/local\/cgi/\/home\/httpd\/cgi-bin\/seiyousi\/util/g

_ bMobile

現物支給ということでもらった bMobile,出張に向けてセットアップしてみた.約100kbpsで,やはり遅いが,これで場所を(そんなに)選ばずメールが読める.

_ アルゴリズム

偶々見つけた,遺伝的アルゴリズムの解説.いわゆる N-Queen パズルを解いてるのだが,Pc=60, Pm=30 で 100 世代ちょっとで解に到達して感動.

http://kaz.cyteen.nagoya-bunri.ac.jp/knowledge/nqueen/GAqueen.html

_ 読書

秋田禎信,魔術師オーフェンはぐれ旅「我が聖域に開け扉(上)」読了.発売から半年近く経っているはずなので,いまさらという感じではあるが.

伏線消化モードに入ってるせいか,ストーリーの展開が速く見える.まあ,シリーズ開始(10年くらい前?)から付き合ってる作品なので,完結が見えてくると,感慨深いものがある.


2004-08-18 古い日記からの変換データ

_ [AspectJ]C Magazine 8月号

C Magazine 8月号(先月の)に,きだあきらさんによるアスペクト指向プログラミングの記事が載っていたことに気づいた.

プログラミング言語で,論文がぽこぽこと引用されているような状態なのに紹介されるというのは,けっこう珍しいかも.それだけ注目度が高いということ?


2005-08-18

_ 帰省の結果

またもや小遣いとしてドル紙幣をもらってきた.この調子だと,まだ実家のどこかに眠ってたりしそう.

_ [論文] Dependency Injection のコードをAOPで記述する

Shigeru Chiba, Rei Ishikawa: Aspect-Oriented Programming Beyond Dependency Injection.

Proceedings of ECOOP 2005, pp.121-143.

あまりじっくり読んでる時間がないので軽くメモだけ.

Dependency Injection を使うとコンポーネント間の接続方法をコンポーネント側から分離できるが,接続のためのコードがフレームワーク依存になってしまう.そこで,明示的に接続対象のオブジェクトを指定してコンポーネント間を接続するようなアスペクトを作ることができる言語GluonJを提案している.

AspectJと比較すると,AspectJではperthisとかinter-type declarationとかを使わないとインスタンス間の関係が管理できないところをきちんとサポートしている,というのが違いになる.

_ [論文]単体テストから品質を予測する

Martin Davidsson, Jiang Zheng, Nachiappan Nagappan, Laurie Williams, Mladen Vouk: GERT An Empirical Reliability Estimation and Testing Feedback Tool.

Proceedings of ISSRE 2004.

先週の輪講で紹介された論文.

ソースコードの行数あたりのJUnitのテストケース数やクラスごとのカバレッジといった変数から最終的な品質(受け入れテストの通過率)の値を回帰分析で予測しようというもの.

同じ仕様のソフトウェアを複数のグループで個別に開発して,予測結果を評価しているが,結果自体はあまり芳しくない.過去に作ったプロジェクトのテストケース数などから,用意したテストが十分かどうか,といった警告を出す程度の予測はできるかもしれないが.

JUnitでテストを実行してJCoverageでカバレッジを計測して値をすぐに出す,といったツールの使い勝手は良さそうな印象.