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自作フリーソフトや,ゲームに関する雑記を公開してます.
日記はソフトウェア工学の論文ネタが中心です.

最近のお知らせ (古いものはこちら)


2002-11-12 古い日記からの変換データ [長年日記]

_ 日記CGI

日記,フリーボード,内輪用フリーボードの三つでdiary.cgi を個別に実装してあるものをリファクタリングでまとめようと思ったが,面倒なので放置することを確定する.

内部データを管理する diarylog.rb をシンボリックリンクで共有してるし,まあしばらくはこれで OK だろう,ということで….

_ AspectJ

AspectJ 1.1 alpha リリースで影響を受ける部分を少しだけ修正.……この HTML も,そろそろレイアウトとデータの分離を考えたほうがよさそうな気がしてきた.

しかし,カウンタも1日約5件ペースで着実にまわっている.やっぱりみんなアスペクト指向に注目してるのかな?


2002-11-11 古い日記からの変換データ [長年日記]

_ 写真

RPG研究会の写真置き場の HTML を修正.そろそろレイアウトとデータを分離したくなってきたが,次に写真を撮る機会があったら,そのときにまとめてやることにして,現状は放置しておく.

_ 日記

文字コードの都合で,データをシェルに渡したときにgrep に失敗する問題があった.検索に,内部的に grep を用いていた部分を,素直に ruby 上で処理するように修正.

_ Eclipse

Windows の .(period) で始まるファイル名を作らせてくれない仕様のせいで,せっかく作った設定の何割かを失ってやる気も失う. :-)

こんなどうでもいい仕様に引っかかるなんて…….


2002-11-10 古い日記からの変換データ [長年日記]

_ ワイン

赤のフルボディ,シャトー・トゥール・ドゥ・ミランボーを飲む.「スタッフのお勧め」で安売りされてたので買ったのだが,値段のわりには香りがよくて満足.

_ 読書

アン・マキャフリィ「竜の歌」読破.パーン史上初(?)女性吟遊詩人メノリの過去に触れた,本筋の裏話に近い話だった.ジュブナイル版らしく,シンプルな構成にまとまっている.話のテンポがよいので,読みきるのは非常に早い.


2002-11-09 古い日記からの変換データ [長年日記]

_ 読書

三浦俊彦「論理パラドックス」を読破.物事を論理的に考えるための材料としてはとても良い.また,知識と意識,法律や生命倫理といった広い話題を扱っているところが,単純なパズルよりも面白い.

_ 読書

市役所まで出かけたついでに古本屋に立ち寄り.菊地秀行「マリオネットの譚詩(バラード)」(ソノラマ文庫),ひかわ玲子「少女の王国」(実業之日本社),の二冊を購入.

これで,さらに読書キューが長くなった :-)

_ 住民票

パスポート取得と免許の更新とで,住民票の写しが必要なので市役所まで出かけてきた.

証書がカラーで,市の花のバラが描かれているのに驚き.実家のほうで取った住民票は絵なんて入ってない,地味なものなのに…….なんか見た目さわやかな印象を受ける.

_ 高麗人参酒

高麗人参酒というものを飲んでみた.辛いというか苦いというか,焼酎に近い印象.あんまり美味しくない……ような気がするのだが,なぜだかついつい飲んでしまう.不思議.

調べてみると,スピリッツなどに高麗人参を浸けてエキスを浸出させて,ものによっては蜂蜜などで味を調えているらしい.昔から,薬酒としても作られていたみたいで,健康にはよいのかな.度数は梅酒とかと同じく,作り方によってバラバラみたい.値段は,見つけたものは 720mlボトルで 4000円と,そこそこ.


2002-11-07 古い日記からの変換データ [長年日記]

_ 論文

B. Darderes, A. Grassano and M. Prieto:``Subjective Behaviour of Objects -- An alternative to improve the behaviour of the objects according to the context''

同一のメソッド呼び出しに対しても,コンテキスト(オブジェクト自身や外部の状態)に応じて動作を変えてもよいだろう,という話.これは PerspectiveS と同様の主張.うーん,Subject-Oriented Programming の話かと思って期待してたので,ちょっと残念だった.言いたいことは分かるけど,そこまで強力な機構が必要なのかな?

これも先ほどの論文も, OOPSLA 2002 での Workshop on Engineering Context-Aware Object-Oriented Systems and Environments (ECOOSE 2002) のもの.

_ 論文

Robert Hirschfeld, Matthias Wagner:``PerspectiveS - AspectS with Context''

コンテキストによってどのアスペクトが起動されるかを制御してしまう PerspectiveS という Smalltalk 拡張の話.Perspective としてアスペクト動作条件などを定義しておいて,Context Assessor という奴がどんどんその判定をしていくらしい.アスペクト指向より一段高いレイヤになる.

こういうのが有効に働くのがどんなときなのか,ということは知りたいが,そこまで使ってみたくはない.

_ TA

今日もTAで,約3時間拘束される.マシンパワーの関係上,作業がほとんどできないので暇つぶしに論文を読む.


2002-11-06 古い日記からの変換データ [長年日記]

_ UML

最後のセッションであった UML に関する QA をまとめてみた.SJIS テキストファイルだが.uml_qa.txt

_ Rational XDE

おまけ(?)としてあった製品紹介で取り扱われた,Rational XDE(eXtended Development Environment).

UMLをいじるツールを,Visual Studio .NET やEclipse の基になった IBM の開発環境(名前忘れた)に統合して,コード編集と UML 操作を同期できる,またデザインパターンを適用先クラスを選ぶだけでコード生成してくれる,といった面白い機能を搭載しているみたい.

値段は高いから,買ってまで使いたくないけど,既に商用としてこれだけ機能の高いソース解析ツールが実装されているんだ,というのには感心した.

_ UML

Rational Educational Seminar 2002 OSAKA に,UML を考案した3人のうちのひとり James Rumbaugh が来るというので,とりあえず見に行ってきた.

話の内容として面白いと思ったのは,だいたい次のようなこと.・設計は,様々な「決定」の結果である・設計プロセスを,モデル→モデル の変換のチェインとして捉える・UML はあくまでモデルを記述するための言語である・アスペクト指向は言語としてはまだ low level, いいツールや言語が出てくれば魅力的となる. 5年くらいは研究段階だろう.・エージェントやパターンマッチングは人工知能から派生した技術で システム全体の挙動が予想しにくいという点が危険で使えないが パワフルなシステムの構築に役立つだろう.・これからは,モデルをただの絵としてではなく それを使うことによる実際の効果が重んじられていくだろう.

アスペクト指向にはみんなやっぱり注目してるんだ,というのが分かってちょっと嬉しかった.


2002-11-05 古い日記からの変換データ [長年日記]

_ LAN

ここ最近,ノートパソコンからデスクトップにデータを転送する必要がなかったので気にしてなかったが,LAN カードが1枚壊れたおかげで,わざわざ外部から一時的に切断して(ケーブルを差し替えて)内部に繋がないといけない.

たまたま外のサーバで作業中に,内側のリソースにアクセスしたくなって,とても困った.少し値段はするが,また X-JACK のカードを買うか…….

デスクトップ側をルータにしてもよいのだが,ファイアウォールをセットアップする手間に加えて,作業するときには常にデスクトップを起動してないといけないというのが,デスクトップのシャットダウン時に謎の致命的例外が発生する現状では,ちょっと悩ましい.

_ 学祭

写真のアップロード作業終了.その旨のお知らせメールも投げたし,いちおう完了.

やはり,写真とその説明のリストは適当なテキストファイルか XML 形式にしてHTML を自動生成する仕組みのほうが楽なので,何か適当な CGI でも書いてみることにする.