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自作フリーソフトや,ゲームに関する雑記を公開してます.
日記はソフトウェア工学の論文ネタが中心です.
最近のお知らせ (古いものはこちら)
2002-11-12 古い日記からの変換データ [長年日記] ▲
2002-11-09 古い日記からの変換データ [長年日記] ▲
_ 読書 ▲
市役所まで出かけたついでに古本屋に立ち寄り.菊地秀行「マリオネットの譚詩(バラード)」(ソノラマ文庫),ひかわ玲子「少女の王国」(実業之日本社),の二冊を購入.
これで,さらに読書キューが長くなった :-)
2002-11-07 古い日記からの変換データ [長年日記] ▲
_ 論文 ▲
B. Darderes, A. Grassano and M. Prieto:``Subjective Behaviour of Objects -- An alternative to improve the behaviour of the objects according to the context''
同一のメソッド呼び出しに対しても,コンテキスト(オブジェクト自身や外部の状態)に応じて動作を変えてもよいだろう,という話.これは PerspectiveS と同様の主張.うーん,Subject-Oriented Programming の話かと思って期待してたので,ちょっと残念だった.言いたいことは分かるけど,そこまで強力な機構が必要なのかな?
これも先ほどの論文も, OOPSLA 2002 での Workshop on Engineering Context-Aware Object-Oriented Systems and Environments (ECOOSE 2002) のもの.
2002-11-06 古い日記からの変換データ [長年日記] ▲
_ UML ▲
最後のセッションであった UML に関する QA をまとめてみた.SJIS テキストファイルだが.uml_qa.txt
_ Rational XDE ▲
おまけ(?)としてあった製品紹介で取り扱われた,Rational XDE(eXtended Development Environment).
UMLをいじるツールを,Visual Studio .NET やEclipse の基になった IBM の開発環境(名前忘れた)に統合して,コード編集と UML 操作を同期できる,またデザインパターンを適用先クラスを選ぶだけでコード生成してくれる,といった面白い機能を搭載しているみたい.
値段は高いから,買ってまで使いたくないけど,既に商用としてこれだけ機能の高いソース解析ツールが実装されているんだ,というのには感心した.
_ UML ▲
Rational Educational Seminar 2002 OSAKA に,UML を考案した3人のうちのひとり James Rumbaugh が来るというので,とりあえず見に行ってきた.
話の内容として面白いと思ったのは,だいたい次のようなこと.・設計は,様々な「決定」の結果である・設計プロセスを,モデル→モデル の変換のチェインとして捉える・UML はあくまでモデルを記述するための言語である・アスペクト指向は言語としてはまだ low level, いいツールや言語が出てくれば魅力的となる. 5年くらいは研究段階だろう.・エージェントやパターンマッチングは人工知能から派生した技術で システム全体の挙動が予想しにくいという点が危険で使えないが パワフルなシステムの構築に役立つだろう.・これからは,モデルをただの絵としてではなく それを使うことによる実際の効果が重んじられていくだろう.
アスペクト指向にはみんなやっぱり注目してるんだ,というのが分かってちょっと嬉しかった.
2002-11-05 古い日記からの変換データ [長年日記] ▲
_ LAN ▲
ここ最近,ノートパソコンからデスクトップにデータを転送する必要がなかったので気にしてなかったが,LAN カードが1枚壊れたおかげで,わざわざ外部から一時的に切断して(ケーブルを差し替えて)内部に繋がないといけない.
たまたま外のサーバで作業中に,内側のリソースにアクセスしたくなって,とても困った.少し値段はするが,また X-JACK のカードを買うか…….
デスクトップ側をルータにしてもよいのだが,ファイアウォールをセットアップする手間に加えて,作業するときには常にデスクトップを起動してないといけないというのが,デスクトップのシャットダウン時に謎の致命的例外が発生する現状では,ちょっと悩ましい.