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自作フリーソフトや,ゲームに関する雑記を公開してます.
日記はソフトウェア工学の論文ネタが中心です.

最近のお知らせ (古いものはこちら)


2003-09-20 古い日記からの変換データ [長年日記]

_ mail

メールアドレスの登録変更ができるのかなーと思って某ソフト会社のWebサイトへ行ったら,メールアドレスだけは変更できなかった.IDに使ってるらしい.仕方がないので,メール配信を停止させた.


2003-09-19 古い日記からの変換データ [長年日記]

_ TV

アルファデータのAD-POPTVを購入.電源OFF状態ではディスプレイ・オーディオ信号素通しで,ON にするとテレビ画像をディスプレイ信号に重ね合わせ or 置き換えをするという,かなり面白い品物.

明らかにUSB2系統のものより使いやすいので,これをメインに使っていくことに決定.


2003-09-18 古い日記からの変換データ [長年日記]

_ C言語

cppll で紹介されてたのを見て知ったのだが,これの発売元,日経BPなのかぁ.色々やってるなぁと感心.http://edu.stackart.net/c/c_seihin.html

_ 論文

OO2003 の論文を refine したものを特集論文に投稿.ようやく片付いたのでAOSDの原稿に専念できる.

_ 読書

エリザベス・ヘイドン「デスティニィ -大空の子- (下)」読了.ようやく無事完結.一巻から登場していたメリディオンの正体も分かったし,見事に伏線は全部消化されていた.第一部の前半こそ退屈だったけど,それ以外はいい作品だったかも.後半は特に予言の成就がファンタジーらしくていいなぁ.

フドールの与える疑惑の正体に気付いたりできるあたりファンタジー系の "お約束" に慣れすぎなのかも.でも,言霊使い「らしい」話ではあるので,TRPG のシナリオでも使ってみたいネタではある.


2003-09-17 古い日記からの変換データ [長年日記]

_ AOSD

ようやく AOSD2004 の Call for Contribution が更新された.Full Paper は 10 ページらしい.おかげで,日本語論文ではかなりカットした原稿までフルに載せられそう(載せないといけない,という意味でもあるが).

_ Java

JScrollPane に載せたテキストコンポーネントにファイルをロードしてもスクロールバーが有効にならない,のはスクロールバーを revalidate すればいける,と教えてもらった.

_ 読書

研究室で,金出 武雄「素人のように考え,玄人のように実行する」を読む.先生のお勧めらしい.

研究に対する考え方やプレゼン,英語や教育の話までわりと幅広く扱っていて面白い.ちょっと,自慢話も多いが.

_ 読書

エリザベス・ヘイドン「デスティニィ -大空の子-(上)」読了.だいぶ<予言>が消化されてきた感じがするが,クライマックスに向けての伏線張りもまだ続いている.

_ JST

科学技術振興事業団 (Japan Science and Technology Corporation)→科学技術振興機構 (Japan Science and Technology Agency)と変わるよー,という通達が届いた.英語の略称は変わらないらしい.日本語の略称はどうなるんだろう.


2003-09-16 古い日記からの変換データ [長年日記]

_ 論文

AAOS2003 からもうひとつ.

Maximilian Storzer, Jens Krinke, Silvia Breu:Trace Analysis for Aspect Application

以前ざっと見て役に立つのかなーと思って流してたのだが,実はJens Krinke ってコードクローンな研究してる人だったような気がしたり,いくつか気になったのでちゃんと読み直し.

アスペクトの影響を調べるために実行トレースの差分を取ってやろう,というもの.実行トレースを用いる都合上,「たまたまアスペクトが貼り付いていない」場所などは認識できないという問題はあるが,どのメソッドが呼ばれるように/呼ばれないようになった,とか調べることができる.

もちろん,条件はシステムが同じ入力を受け取ること,同じ入力には同じ動作をする(ランダムな振る舞いをしない)こと.

マルチスレッドな場合も,ちゃんとスレッドの区別だけしてれば大丈夫らしい.

システムを改造しても(たとえばアスペクトの抽出をしても)セマンティクスさえ同じなら実行トレースは同じはずだ,と言っているけど,クラス名なんかの変化をどうやって扱う気なんだろう(このあたりは特に記述はない).

アスペクト指向なプログラムにおけるデータフロー解析の研究はまだ十分ではないので,static analysis を支援するのにこういう実行時解析を使いましょう,とも言っている.たしかに,実現は楽かも.

_ 論文

Analysis of Aspect-Oriented Software (AAOS2003) より:

A. M. Reina, J. Torres, M. Toro:Aspect-Oriented Web Development vs.Non Aspect-Oriented Web Development

Cocoon2 と AspectJ で同じ Web Application を開発して比較したという論文.

比較されているのはユーザ認証と引数チェックだけだが,結果として,・Cocoon2 は XML で制御されているので,簡単に書けるけど 局所性は完全ではない・AspectJ は局所性はうまく行ってるけど,見易さという意味では Cocoon2 にはかなわないという結果となった.Cocoon2 のほうが Domain-Specific だと考えればわりと妥当な結果である.

理想系は「強力な(高い抽象度記述が可能な)AspectJみたいなアスペクトを使ったフレームワークがあること」なんだろうなぁ.分散した(Scattered)記述を管理するためのツールさえあれば,ある程度はうまくいくのだろうけど,

_ Aspect Browser

Aspect Browser: Aspect Emacs and Nebuloushttp://www.cs.ucsd.edu/users/wgg/Software/AB/を試してみる.

grep (正規表現あり)の結果を色づけマーキングしてソースコードを縮小表示するツール.JDK1.3 でないと動かなかったり,画面描画もちょっと怪しかったりするが.

マッチした部分が重なったときに色を組み合わせて表示できないところが,少し物足りない.が,「こんなに同じ行が登場してるよ」とリスト表示してくれる機能は面白い.Eclipse プラグイン化するらしいので,それに伴ってユーザインタフェースがもう少し洗練されたらちゃんと使えるツールになるかも.

_ 論文

論文のアブストラクトの文字数制限が気になって調べてみた.投稿規程によると,情報処理学会の場合はAbstract 和文600字/英文200Words らしい.意外と長い.


2003-09-15 古い日記からの変換データ [長年日記]

_ 新マシン

小型ケースなのでファンが貧弱(ちなみに電源はACアダプタ),放熱が大丈夫なのかなーと思ってたら,ケース全体の熱伝導性がかなり良いようで長時間は触っていられない熱さになっている.こう熱いと上に変なものを載せられないので,微妙に置き場所が難しい.

_ 読書

本を整理していて,そういえばそろそろエリザベス・ヘイドン「ラプソディ」の第3部が出るはずだなぁ,と思っていたら,もう発売されていたらしい.タイトルは「デスティニィ -大空の子-」.時間が取れ次第買いに行くことにする.

_ 新マシンの続き

結局,・Pentium 4 1.5(?)GHz・マザーボード+ミドルタワーケース・サウンドブラスター PCI Digital・3COM の LAN カード・SCSI 9GB ハードディスク・IDE 8GB ハードディスク・DVD-ROM ドライブ・ATI All-In-Wonder (初代)などが余った.サウンドも VGA もオンボードで満足してるのでこのあたりは部室に移動か.誰かに売り払うほうがいいといえばいいのだが.

_ 新マシン

F-Force というよさげなベアボーンを見つけたので,これを機会にデスクトップを小型化.Pentium 4 2.6GHz + DDR 512MB という,派手さはないがサイズに比べると強力な構成.

これで,かつての Atropos(NLX), Lachesis(Let's Note), Clotho (ATX) が全員お払い箱になった.

新しいマシンの名前は lazulite (天藍石).さて,あとは MS Blaster に気をつけながらWindows Update のお時間.間にルータがあるから大丈夫かな?


2003-09-12 古い日記からの変換データ [長年日記]

_ 定年

親の定年&再就職が決まったらしい.良かった良かった.重工業系な営業の人なので,それに相応しく(?)行き先は土木コンサルタント.そんな仕事もあるのね,とちょっと感心.

_ 論文

Thomas Reps, Susan Horwitz, and Mooly Sagiv:Precise Interprocedural Dataflow Analysis via Graph Reachability

データフロー解析を調べていて見つけた論文.どっかで見た図が載っていたので,輪講で以前紹介されたものかも.読む時間がないのでとりあえず置いておく.

_ goo mail

mail.goo.ne.jp な人が,どうも返信で ML に投稿してるような気配があるのだが,References や In-Reply-To ヘッダが付いていない.スレッドがつながって欲しくない場面なので別にいいのだが,スレッドつなげておいてほしいときに切れてしまうと,後で MHonArc でインデクス付けるときに困る.